2023年12月24日
主任司祭 アントニオ・カマチョ
大きな喜びを告げ知らせよう。
あなたがたのために救い主がお生まれになった。
私たちはイエス様の誕生日を毎年お祝いし、大きなお恵みを頂きます。
闇の中を歩む民は、大いなる光を見、死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。あなたは深い喜びと大きな楽しみをお与えになり、人々は御前に喜び祝った。
この言葉は、叶えてほしいという神への願いである。特に地球上の兄弟姉妹間の戦争衝突がなくなるように。
イザヤの預言は続けてこう言う。その名は、「驚くべき指導者、力ある神、永遠の父、平和の君」と唱えられる。
暗闇の中で輝く光は、キリスト降誕の場面を象徴している。私たちがよく覚えている典型的な降誕シーンは、ルカによる福音書にあるようなものである。主の御使いが彼らに現れ、主の栄光が彼らの周りを照らした。
生まれたばかりの子どもは、暗闇の中で輝く光として描かれている。私たちの救い主であるイエスは、暗闇と死の陰に生きる人々に生きる希望をもたらす、暗闇の中で輝く光である。そして私たちは今、この暗闇の中で輝くこの光をこれまで以上に必要としている。
すべての人々に希望をもたらすために、教会はこの暗闇の中で光を放たなければならないことを思い起こしましょう。
これが、私たちがクリスマスに祝おうと準備する神秘、受肉の神秘です。マリアに倣い、私たちが、私たちのための神の救いのご計画を認識し、従順をもって応えることのできる信仰者となるよう祈ります。マリアの模範、謙遜、優しさ、感想、他者への配慮に従います。
今こそ、私たちは『平和の君』（イザヤ9:6）と唱えられるイエス様の【光と喜び】を伝えなくてはなりません。どのように伝えれば良いのでしょうか？何をすれば良いのでしょうか？
共に喜び、共に考え、共に行動し、共に宣べ伝えよう。
キリスト降誕の喜び、平和、それが私たちの使命である！
改めてクリスマスおめでとうございます。