緊急事態宣言解除後の教会活動について

東京大司教区 菊地功大司教様の通達(5月26日)

「緊急事態宣言解除後の教会活動について」を受けて

2020年5月26日

カトリック目黒教会
主任司祭 宮下 良平 神父

 本日(2020年5月26日)、菊地大司教様からの東京教区信徒向けの通達が届きました。 皆様もお読みくださり、今後の「公開の主日ミサ」などの教会活動についてご承知ください。


カトリック東京大司教区 大司教
菊地 功

2020年5月26日

緊急事態宣言解除後の教会活動について

 緊急事態宣言が、5月2 5日をもって解除されました。状況は流動的で、感染流行には今後も何度かの波があるという専門家の指摘があります。

 したがって、 宣言解除後もしばらくは、 原則として現状を維持します。

 今後、東京都や千葉県の公立学校再開の状況や、大規模イベント自粛要請の解除などを見極めた上で、日程を定め、感染症対策を行い、また「三つの密」を避けながら、限定した条件下で、段階的に教会活動を再開させます。

 特に、 聖堂内で、 互いに 1.5 から 2 メートルほどの距離を保つことは最低限必要な条件です。それが不可能な場合は、 聖堂を使うことはできません。

 また高齢・持病(基礎疾患)のある方には、大変申し訳ないのですが、いのちを守ることを優先して、当初の段階では、どうか自宅にとどまってくださるようお願いします。なお法的に高齢者とは、65歳(前期高齢者)以上の方ですが、特に75歳以上の方にあっては、もうしばらくの間は、自宅でお祈りください。

 灰の水曜日以前の教会に、即座に戻ることは考えられません。様々な制約は、自分だけではなく、他の方々のいのちを守るために、責任ある前向きな行動とご理解ください。教会共同体全体と社会の善益のための犠牲です。

 そういった条件や制約に協力頂くことが難しい場合には、当該小教区の教会活動再開を、当分の間、断念せざるを得ない場合も出てまいります。どうかご協力をお願いします。

 教会活動を再開する状況となったときには、その日程と、感染対策のための段階的な条件を公示いたします。

以上


 なお、感染状況が現状の小康状態のままで推移するなら、6月下旬以降には条件付き主日ミサなどの教会活動が再開されることが予想されます。目黒教会としても、菊地大司教様から4月末に各小教区司祭に示された「公開の主日ミサ」再開へのガイドラインをもとに、先ず行われる「条件付き公開の主日ミサ」実施のための準備を始めています。その条件付き公開の主日ミサ実施に当たっては、目黒教会所属の信徒皆様のご理解とご協力、そして忍耐がどうしても必要となります。

 今後、大司教様からの教会活動再開指示の通達が届いた折には、目黒教会としての実施方法などを、HPや掲示板でお知らせすることにしております。

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